みんな大好き,脱力の時間です.
こんにちは.
あやしいおじさんでございます.
はじめに
さて「脱力」
30代後半からピアノを独学で始めました.4年目までは独学.5年目からはレッスンに通うようになって,何年かごとに「感覚や考え方,弾き方のイメージなど」が変化してきましたので時系列でまとめてみたいと思います.
感覚の変化の時系列
何も考えない期(1年目)
弾き心地がペラペラのキーボードを使っていた頃です.フレームも金属パイプ.強く押すとヘニャヘニャ揺れます.なので基本ソフトタッチ♡.キーボードは一応,強弱もつきましたが,ペラペラなのであまり強く弾きませんでした.指の力がいらないので初心者でも楽ではありました.
残念ながら,このころの動画はありません.
よちよち脱力期(2−4年目)
デジタルピアノを購入.2−4年目の3年間が「よちよち脱力期」でした.この段階における初期-つまりピアノ開始から2年目くらいは曲も簡単だったこともあり「何も考えない期」と感覚的には,ほぼ同じだったかもしれません.が,ピアノが変わり少し鍵盤が重くなりました.なのでなんとなく「力の入れ方ってどうなんだろなぁ」と考え始めていました.
あと,中学生の時に右手首を骨折したことがあって,それ以降はちょっとした負荷で手首が痛くなります.なので手首が痛くなるのも弾き方でどうにかできるかなぁとか.
曲も速いフレーズが出始めて,どうしたものかな・・・?と対策は色々考えるのですが,噂に聞く脱力も意識し始めるわけです.そんなこんなであとで分かることですが,「ピアノは筋肉(笑)」にもかかわらず,ピアノ筋がないまま力だけ抜く状態.フニャフニャで弾いておりました.
「(ある程度まで)ピアノのうまさ」と「ピアノの音の大きさ」は相関があるっぽいと気づき始めたのもこの頃だったと思います.どうやって大きな強い音を出すか?
それは筋肉だろう♡と思い始めておりました.
参考にヘニャヘニャ動画を置きます.
ピアノ4年目.弱々しい( ;´Д`)
特に23秒くらいから始まるCの弾き方!まったく力が入っていない!これが脱力だと思っていたのですよ( ;´Д`)
---ここからレッスン---
ピアノは筋肉期(5年目)
ピアノは筋肉と思い始めた頃,レッスンに通い始めました.5年目.
レッスン開始初期は特に
・弱々しいのでしっかり弾きましょう
・弱い音でも芯のある音を出しましょう
のアドバイスをもらいました.
指のトレーニングとしてはハノンを見てもらっています.一つ一つの音を強くしっかり出す練習から始めました.指を高く上げて弾くやつです.
3,4を続けて弾く時は特に音が繋がりやすくダンゴになっていたので,これも指上げで修正.(今も3,4は難しいですしこれからもだと思います.)
つまり「ピアノは筋肉!」と確信(笑)したのがピアノ5年目.
ちなみに「弱くても芯のある音」については,私の場合は鍵盤を最後(奥)まで押していないことがあったようです.これではだめで速度はゆっくりでもしっかり押し切るのが大事.弱く弾こうとすると音抜けも以前は多かったですが,これで少し改善しました.
先生は鍵盤の奥を掴むイメージと言っていたかなぁ.
以下,参考動画
ツェルニー100番,25曲目.
力が入っていますね♡
ピアノは筋肉ですよ.
ただ,これだと,よちよち期と比べて曲が違うだけの気もしますので,ゆったり目の曲も参考に.
ツェルニー100番の26曲目.
よちよち期よりは,しっかりしてきたでしょうか?
ただ,2つの動画とも手が平べったくなりやすいのが問題だと気づき始めました.
ツェルニー100番の33曲目.
これなどは平べったさがよく出た曲だと思います.
やはり脱力期(6年目)
最近,エリーゼのためにを練習していました.あの速いところを繰り返していたのですが,疲れますね.で,聞くところによると上手い人は「腕は疲れない」らしいのですよ.
そこで疲れない弾き方を考えてみたのが下の写真.
☓指をまっすぐにして上げる
○指を曲げて上げる
気づいたというより,レッスンで何度も教えてもらっていたにもかかわらず,写真のように指をまっすぐ上げて弾いていました.
指まっすぐ上げだと支点(指の根元)から遠いところの鍵盤にタッチになります.
指を曲げて下ろすと支点から近い所の鍵盤をタッチです.
遠いほうが力が必要なのは当たり前( ;´Д`)
近いほうが楽( ;´Д`)( ;´Д`)
なので,本当に最近の話なのですが,「ピアノに筋肉は必要だが力が小さくてもしっかりとした音を出す方法がある」とやっとここまで来ました.6年目.
手を丸っこくするのは大事ですね.
特に軽やかに速いフレーズを弾くときは丸がいいと思います.
3度の重音のフレーズも「丸っこく」で改善しました.
3度,力いらない( ;´Д`)
丸最高.
恥ずかしいですが,最近のエリーゼ動画.
6年目.
今見たら,直したい所がいくつかあります.また10年目くらいにでも録音してみましょう.
まとめ
参考サイト大量にあると思いますが,ほぼ同様に
「指以外の腕や肩などの脱力(リラックス)は大事だが,指先は常に固く.」
とおっしゃっていると思います.
これに気づかず4年目までは脱力の言葉だけを捉えていました.筋肉あっての脱力です.
例えば速く走る方法の一つに「リラックス」があったとして,よちよち歩いている小さな子どもが力を抜いてもほとんど速くならないことをイメージすればいいでしょうか.
私はよちよち少年で力を抜いていたことになります.
もちろん,平べったくして弾いたほうがいいフレーズもあると思います.弱い音のコントロールなどは平らが楽な気がします.
困ったときはとりあえず丸でやっていこうと思います.
数年たったらまた感覚は変化しますかね.それもまた楽しみです.
自分の感覚で理解していくしかないですが,ピアノを始めたばかりの男子たちの参考になればと思い書いてみました.
男らしく結論をひと言で.
「男子は指もチンコも固くしなさい」
と覚えて間違いないと思います.
これを書きたかっただけです.
おつかれさまでした.
脱力難しいですよね。
返信削除私も毎回先生に、力が入っていると言われます…。
ところで、あやおじさんも「エリーゼのために」を弾き直しているんですね!
私もこの曲をレッスン中ですが、私が苦手な速い部分、楽々と弾きこなしているじゃないですか!
羨まし~い。
練習会、3人でエリーゼ談話しましょう!
Aさん、飽きちゃうかな?
読む価値のないブログへようこそ(笑)
削除そうそう,1月くらいから弾いていました.
なかなかピアノ力が鍛えられるいい曲だと思いますよ.
弾き方によって(人によって?),だいぶ違う印象になるので面白いですよね.
楽しみだなぁ( ;´Д`)
ラ・カンパネラのプロの演奏(動画・生演奏)を見てると、高速な箇所なのに、どのピアニストも共通して指が伸びて高く上がっているんですよね。
返信削除速すぎて残像しか見えないのですが、なにか理由があるのかなと…
むむっ!?
削除これはやはり・・・数年後,「ピアノは筋肉です.」と言っている予感(笑)
先生も「指の力が・・・」という言葉よく使うし.笑
「スピーチとスカートは短い方がいい」
返信削除ありがとうございますw
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